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ゆったりとした平屋の家 建築家 福田浩明

日本には、四季というすばらしい自然があり、人々の暮らしに楽しみや、潤いを与えてくれます。しかし、視点が変わると、梅雨時の雨や湿気、台風や、大雪、夏の強い西日など、生活にとって厄介になることも多くあります。私たちはこうした気候・風土の中に住まう以上、その特徴を踏まえた家作りが当然必要になると思います。普段から見慣れた景色にある、深い庇や、小庇もそのひとつであるように、古くからの日本家屋は今の家作りのヒントを教えてくれます。
平屋ならではの開放感を感じるリビング。キッチン・ダイニングスペースとはⅬ型につながるので、プライバシーの確保も容易にできます。
庭とエントランス 駐車場から降りて玄関までの導線 アプローチから玄関ポーチは、家の顔としてとても重要なポイントとなりますね。
梁表しと勾配天井のリビング 天井が高いとリビングはより広々と感じられますね。そして天然の梁がいつも感じられると、心が安らぐ気がします。
リビングの壁には、自然素材の土佐漆喰が塗られています。山から取れる石灰が原材料の左官材料で、内外問わず壁や天井に鏝(こて)を使って塗ります。塗る厚みの違いや鏝(こて)の使い方によって様々な表情を見せたり、塗る職人さんの個性が際立つのも特長です。調湿性も高く、ほっこりとした穏やかな居心地の良い空間には欠かせない素材です。 そして大きな窓の外には、深い軒に包まれたウッドデッキがつながります。少々の雨なら慌てて窓を閉めなくても安心できますね。
庭と繋がるリビング 風景を切り取ったような借景を持つリビングになります。まるで額縁に飾られた絵画を見ているように錯覚しそうな窓。忙しい日常の中でも心が癒されるリビングとなります。
軒とデッキのある家 面格子状の格子戸は、雨戸にも網戸にもなります。ロックも出来るので、季節の良い時期は、内部の窓を開け放しても安心できます。 縁側デッキもいろいろな使い方ができ、リビングの開放感が増します。

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