平屋のコートハウス　建築家　山田直貢

敷地に沿ってRCの外壁が周囲からの視線を遮っています。 コの字型の間取りで中庭を形成しております。 住宅の密集地で全面の道路も交通量が多い為、何とかプライバシーを守って欲しいと言うオーダーから 計画がスタートしました。 外部からは家の間取りが全く想像できません。

駐車場から玄関に入る際にエントランスの庇が大きく張り出し、車寄せとなります。 雨の日も濡れずに乗降でき、日常的にも使い勝手の良い便利なエントランスになります。

三方から家の中心の中庭を囲う形となります。 大開口サッシを開け放すと誰からの視線も気にすることなく、自然の風を目いっぱい取り入れることができます。気候の良い時期は一日中窓を開放しておけます。 プライバシーがしっかり守られたプライベートコートが誕生しました。カーテンの要らない生活も楽しいです。